日本人が一番馴染み深い葬儀の方法は仏教葬儀でしょう。一般的に日本人の90%程度は仏教葬儀を行います。葬儀が終わった後は仏壇や仏像を備え、位牌を置いてお参りしたりお供えをしたりします。ではこれらにはどのような種類が有るのでしょうか。宗派によっておまつりする仏像は決まっています。天台宗、臨済宗、曹洞宗は釈迦如来ですね。
真言宗は大日如来、浄土宗や浄土真宗は阿弥陀如来を選びます。本尊だけではなく脇侍といわれる、仏様も宗派によって異なります、不動明王や蓮如上人、親鸞聖人、弘法大師等他にもたくさんありますので、自分の宗派に合わせた仏像をまつりましょう。仏壇の種類も多くありますが、おおまかには伝統的な形式で造られた伝統型と、現代的な洋間に合うように造られた家具調に分けられますね。
その中で伝統型にいくつか種類があり、金箔で飾られた黒塗りのものや銘木の美しい木目を生かした唐木式があり、神道では神棚もございます。多種多様ではありますが、長い間使用する事を考えるとじっくり選択した方がよいでしょう、自分の宗派や、家のデザインと考え、伝統型か家具調かを考え、予算も含め検討が必要です。