2019年08月04日
葬儀の服装はマナーを守って選びましょう
葬儀に参列するときは、社会人としてさまざまなマナーを守ることが大切です。そのひとつが、葬儀の服装に関するマナーです。葬儀の服装は、黒い色のスーツを着用することは多くの人が知っているマナーのひとつだと思います。
でも、黒い色だから何でも良いというものではありません。たとえば、葬儀の服装は、ブラックフォーマルが基本になります。ブラックフォーマルは光沢のない生地が使われているスーツのことです。ビジネス用などの一般的なスーツには、光沢のある生地が使われたものがたくさんあります。
そのため、葬儀用として一着準備しておくと、突然訃報が届いたときも何を着ていこうかと慌てることがありません。ブラックフォーマルに関しては、男性の場合はシングルでもダブルでも形はどちらでもかまいません。また、女性の場合は、ワンピースやアンサンブルといった種類があり、好みで選びましょう。
ちなみに、着物で葬儀の参列も可能です。女性の場合は、黒無地染めの抜き五つ紋付の着物が一般的です。半襟や長襦袢、足袋は白いものを着用し、その他の帯や帯締め、草履、バックは黒い色のもので統一しましょう。男性の場合は、黒羽二重の染抜き五つ紋付きに羽織袴を着用するのが一般的なので、覚えておくと良いでしょう。