自分が働いている会社が主催する葬儀が執り行われることになった場合、葬儀の受付を依頼されることがあります。もしもその依頼を受けた時は、受付を行ううえでのマナーを事前に頭に入れてから対応するようにしなければいけません。
たとえば、参列者に対してのマナーです。遺族側の立場で対応することになるので、失礼にならないように言葉遣いに気をつけたり、丁寧な対応を心がけることが大切です。また、参列者を会場へ誘導するのも受付の対応のひとつです。
参列者を速やかに誘導するためにも、会場内だけではなく、待合室やトイレといった場所がどこにあるのかをしっかり把握しておくことも大切です。ちなみに、受付の際の服装に関しては、男性も女性も、葬儀に参列する際に着用するブラックフォーマルの服装で対応します。
男性の場合は、黒いスーツに白いYシャツ、靴下やネクタイは黒い色で統一します。女性の場合も同様で、肌の露出が少ない黒いスーツやアンサンブルを着用し、バッグやストッキング、靴は黒で統一します。また、受付の際の参列者にお辞儀をすることが多々ありますので、女性の場合は、髪が顔にかからないようにするのがマナーです。長い髪は後ろにまとめておくと邪魔になることがなく、スマートに対応することができます。参列者に失礼がないよう、受付のマナーをしっかり身につけておきましょう。