故人の事を大切に思いながら、家族が形見分けを進める際に、着物など、誰が受け取るかで話し合い、結論を出すのに時間がかかる場合があります。スムーズに形見を分けていく事ができる場合もあれば、時間がかかってしまう場合もあるため、家族と事前に話し合う事ができる事が理想です。
終活を考えて、葬儀に関する情報を集めたり、部屋の片づけを進めるなど、準備を始める方もたくさんいます。物が多い方の場合、住まい全体をチェックして、きちんと片づけておかないと、お葬式の時に家族が部屋の片づけで忙しくなってしまいます。
部屋の片づけはメリットもあり、きれいになった空間で気持ちよく生活できる方もいますし、不要品の中には買取できる物もあります。不要品を買取する事で、現金に変える事ができ、欲しかった物を買ったり、旅行に出かける資金として使えるチャンスもある事に注目です。家族に手渡したい物が見つかった時に、着物など、家族が納得して、受け取れるように、話し合う機会を親から作る事も重要になります。子供の方からなかなか親に話ができないケースもあるため、親の方から話をして、いろんなものを見せながら、話し合って決めていく事も大事なポイントです。