葬儀や法事法要の時にお礼の言葉と一緒に渡すことが多いお布施ですが、渡す際のマナーがいくつかあるので知っておきましょう。まず、法事法要でお布施を渡すタイミングですが寺院の入り口などに受付が用意されていれば、入る時に受付の人に渡すとよいです。
受付がない場合は法要の開始する前に僧侶に挨拶できるタイミングがあれば、一緒に渡しましょう。法事法要が始めるまでに挨拶できる時間がないという方は、終わってからの挨拶で差し出すとスムーズに渡せます。次に葬儀で渡すタイミングですが、始める前に挨拶する際に渡すことが多くなっています。
僧侶が着いたら葬儀社のスタッフが教えてくれることもあります。そして、お布施を僧侶に渡す時は手渡しではなく切手盆にのせて渡すのがマナーです。お盆を持っていない場合はスタッフが準備してくれることがあるので、早めに問い合わせましょう。どうしてもお盆が用意できないという方は、袱紗を使っても問題ないです。袱紗の包み方にも順番があるので、覚えておくことをおすすめします。袱紗の色に関してはグレーなどのシックなカラーが好ましいです。初めてお布施を渡してお礼を伝えるという方も、マナーをしっかり守って僧侶と良好な関係を築いていきましょう。