2018年06月29日
南無阿弥陀を唱えるメジャーな仏教形式です
浄土宗は日本の中でもメジャーな仏教の宗派です。葬儀の時に、南無阿弥陀と唱え手を合わせてお祈りするスタイルです。このスタイルが進化したのが浄土真宗です。浄土真宗は規律が穏やかになったタイプです。二つの宗派の葬式を見比べてみると同じ浄土系の流れでも少しずつ仕様が異なります。
浄土真宗の方が自由度が高く、念仏を唱える僧侶が複数いたり、葬儀自体が派手であったり、霊柩車の飾りが派手だったりする場合がございます。それに比べて浄土宗は僧侶が一人で地味に葬式を執り行う事が多くなっています。
最近では宗教に対して特にきちんと区別することはなく、実際にはどちらの宗派も葬式自体は大差がなくなってきています。葬式に関しては、宗派の違いよりも葬式を執り行う会社や団体によって変わってくる事が多くなっています。
実際に、葬式を執り行わなければならないといけない時には、利用する葬式会社がきちんと宗派を確認致します。故人の宗派がきちんとわからなくても、葬式会社は故人の人物像や生活様式や聞き込みから宗派をきちんと特定してくれます。故人の宗派が浄土宗と特定できればその事を葬式会社の担当の方に伝えます。そうすればきちんと規律に厳しいスタイルでの葬式を葬式会社が指導して執り行ってくれます。