2016年12月15日
仏壇や位牌はどんな事に注意して選んだらいいの
位牌とは故人その物であると考えられており宗教や男女・年齢に違いはございませので、選び方につきましては故人にふさわしい物がおすすめとなります。また漆を塗り金箔や金粉などで飾った物や黒檀や紫檀などで作られた物が有り、形は春日型、猫丸型、葵型など様々な形から選べます。既に位牌がある場合は同じ物を揃える事も有りますが、故人の希望や個性などから違う物を選ばれても構いません。
お作りになられる際に大切な事は仏壇の内部に合わせて作るという事になりますので、初めてお作りになる場合は先に仏壇を決めてからお考え下さい。仏壇とのバランスがとれていないと見栄えがおかしくなってしまいます。また既に先祖の物がある場合ですと同じ大きさにされたり少し小さめにお作りになられるのが一般的ですが、大きな功績などを残した方ですと先祖の物より大きくする場合もございます。
その他にも夫婦の場合には同じ大きさの物を選ぶ事が一般的となりますが、夫婦は一つの位牌に二人の戒名を連ねる事も可能となって居ます。この場合は夫の戒名は向かって右側に妻の戒名は向かって左側に入れ、裏側俗名につきましても同様に向かって右が夫となり向かって左側が妻になります。また夫婦連盟が希望の場合であっても最初から片方が開いた物を作る事は少なく、最初は一人の物を作り次の不幸が訪れた際に作り替えます。